004）面接での質問④併願企業

要約

転職活動における面接で必ず聞かれる質問４／５「併願企業」

面接で併願企業を聞かれたときにごまかす人が多いけど、
正直に伝えることであなたの言葉が「強く」伝わります 軸に合わない、
矛盾のある企業は伝えなくてかまいません

具体的な企業名や内定など選考状況、年収も伝える 面接頑張ろう！

本文

面接における重要質問のなかで
【意外と伝え方が悩ましい】のが併願企業

上手くつくろってつたえたほうがよいのか、
正直に事実を伝えたほうがよいのか、
そのあたりを一緒に考えましょう

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今回はそんな併願企業の選考状況の伝え方を徹底解説します
すぐ読めない人はブックマークを推奨！

やまと＠キャリアアドバイザー
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企業は併願状況をどのように受け止めるのか？

企業は、自分たちが採用したいと思っているあなたが
・どんな企業を受けていて、どのように評価されているのか、
・なぜその企業求人を受けているのか、
・自社と比較して志望度はどうなのか、
など、いろいろ気にしてしまうものです

だから面接において、最後のほうに確認されるのが
「ほかにどんな企業、求人をうけていますか？」
という質問です

ここで見栄を張って、
・内定が出ている企業があります
・複数の面接企業があります
などと口から出まかせを
（ついうっかり）言ってしまう人もいらっしゃるとか

確かに自分をよく見せようとおもって、
言いたくなる気持ちはわかります

でも事実でないことを伝えた場合、
どこかで矛盾が生じてしまうもの
基本は正直に伝えるのが一番です

「専願」と「併願」どちらがよいか？

そもそものところで、転職活動においては
その企業しか受けていないという「専願」と
比較対象となる他の企業を受ける「併願」
どちらがよいか分かりますか？

絶対ではありませんが、やはり「併願」したうえで
応募先企業に意欲があると伝えるのが一番喜ばれます
当然その際には具体的な理由も必要です

なおかつ、併願先企業で面接に進んでいること、
出来れば面接合格、内定となり高く評価されていると、
応募先企業もあなたのことを評価せざるを得ません
日本企業は、同業界・同規模の企業同士、
横並びを好むものです

「専願」のほうが意欲が伝わると思っている方もいますが、
面接官はその仕事のプロですが、面接のプロではないため、
簡単な応募書類と短い面接時間であなたの本質を見抜けるかどうか
大きく不安があるものです

それだけに、同格企業である他社で合格をもらったあなたを評価して
面接合格・内定を出していただけるのです

志望度は、第一希望か、第二希望か？

じつは、面接における志望度の回答には、
第二希望や第三希望などといった回答はあり得ません
ではどのように回答すべきでしょうか？

①他社よりも明確に志望度が高く、
内定をもらったら他社すべて断れる状態
→当該企業が【第一志望】

②内定をもらっても併願他社のことが気になり、
比較検討して入社する企業を決めたい状態
→当該企業は他社を含めて【第一志望群】

③明確に他社のほうが当該企業よりも志望度が高く、
内定をもらったとしても意思決定できない状態
→当該企業は他社を含めて【第一志望群】

求人に応募して、面接のために時間と労力をかけている時点で、
興味や意欲がない企業・求人ではないことは明らかです

そして、
面接を受けてみて意外と志望度が上がったり、
内定をもらって意外と条件が良かったり、
そんなことがありうるのが転職活動です

【第一志望】は他をみなくても意思決定できる、
【第一志望群】は受けてみて、他社とフラットに比較検討したい、
そういった使い分けをするのが一番です

実際、他社の内定条件をベースに年収交渉をして、
最初の内定条件から大幅に年収アップを勝ち取るケースもあります

転職というカードは、人生で多くても２－３回しかきれないものです
１回の機会で、単に転職目的を果たすだけでなく、
よりよい条件を勝ち取ることができれば、それに越したことはありません

最後に注意

ただ、これだけは間違ってほしくないのですが、
条件交渉をして高い年収条件を勝ち取ることだけが
幸せというわけではありません。

実際に、転職理由である年収アップを実現した方が、
想定以上に年収が上がってしまったがために、
入社後にプレッシャーに感じてしまい、
短期で退職してしまった事例もあります

高すぎる評価も時にプレッシャーになる
「足るを知る」ことこそ、
転職するうえで決して忘れてはならないことです

ぜひ理想の転職を実現してください

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やまと＠キャリアアドバイザー
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キャリアアドバイザーやまと

1９年で1420名を転職成功に導いたベテランアドバイザー

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みなさんはじめまして、キャリアアドバイザーやまとです。
19年で1420名を転職成功に導いたベテランアドバイザーのやまとが、
キャリアについて様々な角度からアドバイスを語ります。

また、若かりし頃ハマったスキューバダイビングなど
マリンスポーツや、キャンプ・アウトドアなどのアウトドアライフについて語ります。