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020)失業給付はもらうな! のわけ

やまと
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要約

仕事を辞めたら、いちばん心配なのが生活費
そんなときの頼みの綱は、やっぱり「失業給付」だよね!

でも、失業給付はもらわない方が良い
そんな考え方もあるって知ってた?

そのあたりのことを理解して、
あなたにとって最良の方法を考え、
転職活動に取り組んでください!
面接頑張ろう

本文

せっかくの失業給付、
全額貰わなきゃ損!
そんなふうに考えちゃってたりしない?

でも一番の目的は再就職のはず

転職活動を頑張って、
その結果もらえるならもらうべきだけど
失業給付を貰うために転職活動を
遅らせたり手を抜いたりするのは本末転倒

ここでは、その理由について、
失業給付の制度について考察していきますね

◻️まずは失業給付の制度について

退職してから再就職を考えるとき、
生活のためにも収入が途絶えることが心配だよね

けど日本は手厚い社会保険により
雇用保険加入の条件を満たせば、
失業給付が受けられることは知ってるよね?

この失業給付について説明すると、

受給金額の算出方法

・賃金日額:
 離職前6ヶ月間の賃金総額を180で割る
 残業代含む、賞与等一時金は除く

・基本手当日額:
 賃金日額に給付率
 (年齢により50%~80%)を掛ける

・総支給額:
 基本手当日額に所定給付日数を掛ける

受給期間

・原則として離職日翌日から1年間

・所定給付日数は
 年齢、雇用保険加入期間、離職理由により
 90日~360日の範囲で決まります
 (離職理由とは退職が自己都合か会社都合か?)

以上のように、
働かなくてもこれだけ手厚い給付が受けられるため、
多くの方が期限いっぱい再就職しないことを選ぶ

でもそれは単なる時間の浪費となり、
再就職にとっても絶対に不利にはなるだけなので
オススメしません

その理由をこの後しっかり説明するので、
是非ついてきてね

◻️失業給付を期限まで受けるべきでない理由

ではその理由を結論から言うね

①離職期間が就活に不利
②もらえる金額のタイパが悪い

と言うのも実は、
一定の条件を満たしていれば、
受給者資格決定後すぐに内定を獲って
「再就職手当」をもらうことができるのです

知ってた?
なんと一瞬でまとまった金額が手に入るんだよ!
これってすごくない?

もちろん本来もらえる失業給付の
全額をもらえるわけじゃないけどね

◻️再就職手当について

再就職手当の額は、下記の計算式で算出します

【基本手当日額 × 支給残日数 × 給付率】

給付率は、所定給付日数に対する残日数が
・3分の2以上:70%
・3分の1以上:60%

でも、せっかくもらえるものが減るのは、
もったいない気がするよね

では、なぜ一時金を選ぶべきかを説明するね

◻️失業給付を全額でなく一時金を選ぶべき理由

失業給付を最大限もらうことが損な理由は、

・まず離職期間が長くなることで
 就職活動に不利になること

・そして受け取れる金額の時間対効果が悪いこと

この2つは明らかに大きなデメリットだよね

・早く働き始めることで収入や生活や精神が安定する
・離職期間が長いと採用側の印象が悪くなる
・早く働き始めれば早く昇給できる
・早期再就職でキャリアを途切れさせない

もちろん、
退職してから企業に再就職をしない場合、
失業給付の支給条件にある通り給付対象外!
ご注意ください

また企業に就職せずに起業する場合などは、
事情が異なるため最後まで受給したほうが
良いケースもあるのでご了承ください

◻️早期に再就職することのさらなるメリット

再就職手当は、ハローワークの
「雇用保険の就業促進手当」の一環です

この再就職手当関連では、
次のような支援も受けることができます

・就業促進定着手当:

再就職手当を受けた人が、
再就職先で6ヶ月以上働き、
賃金が前職より低い場合に支給

・就業手当:

再就職手当の対象とならない不安定な職
(アルバイトや日雇いなど)に就いた場合に支給

・常用就職支度手当:

障がい者や高年齢者などの就職困難者が
安定した職に就いた際に支給

ここまで来ると、
普段取られ損に思っていた社会保険も、
ありがたい制度として見直しちゃいますね!

◻️失業給付受給期間が延長できるケース

ちなみに以下のケースでは
一定の条件を満たすことで
受給期間を延長できます

(ケース1)
病気やけが、妊娠・出産・育児(3歳未満)、
親族の介護、配偶者の海外勤務への同行、
などにより、
30日以上働けない状態が続く場合

(ケース2)
職業訓練校に通い「訓練延長給付」を受給する
職業訓練受講中に受給期間が終了した場合でも、
訓練が終了するまで失業給付を受給できます

条件:
ハローワークで職業訓練の受講指示を受け、
所定給付日数の2/3を終了する前に
訓練を開始する必要あり

ケース1はやむを得ない事情ですが、
ケース2は本当に受講が必要な方以外には
オススメできません

なぜなら講座を受講して得られる知識は
それだけでは経験とみなされないため
企業にとって即戦力として採用されることが
困難だからです

つまりただ単に
離職期間が長くなるだけになるので
オススメできません

◻️最後に

失業給付まわりでは、
細かな受給条件などもあり、
またハローワークによっては
制度運用で若干解釈の違いもあるため、

必ず所轄のハローワーク窓口で相談してください

人生において、働くなかで、
いろんな出来事が起きるよね
様々な事情により失業すると、
とにかく不安だよね

でも、
支給期間が長いと余裕をかましてしまって、
本気で就活できなくなり本末転倒

早めに動いて再就職手当を狙うことで、
新しいスタートを切るチャンスになるんだ

自分自身の未来を切り開くために、
今できることから始めてみよう

「早期再就職で未来を切り開こう!」
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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19年で1420名を転職成功に導いたベテランアドバイザー
みなさんはじめまして、キャリアアドバイザーやまとです。
19年で1420名を転職成功に導いたベテランアドバイザーのやまとが、
キャリアについて様々な角度からアドバイスを語ります。

また、若かりし頃ハマったスキューバダイビングなど
マリンスポーツや、キャンプ・アウトドアなどのアウトドアライフについて語ります。
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