●面接における重要質問(徹底解説④逆質問)
面接における重要質問のなかで
【何の考えもなく】言っちゃう人が多いのが逆質問
長くても1時間と時間が足りない採用面接で
考えなしに質問してよいと思いますか?
今回はそんな逆質問について徹底解説します
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最後のほうでは、やまとのオススメ
「鉄板の逆質問」についても公開しちゃいます!
すぐ読めない人はブックマークを推奨!
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やまと@キャリアアドバイザー
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逆質問についてよく言われるのは、
「条件面についての質問はしちゃだめ」というもの
これは半分正解、半分不正解です
その理由はのちほど解説します
◆一般的な逆質問例
転職エージェント大手リクルートエージェントのHPには
例として以下の内容が記載されています
・○○サービスを担当するとご説明いただいたのですが、
他のサービスに関わる機会はありますか?
・チームで日常的に使用されている
業務ツールを教えていただけますか?
・入社まで○日あります。それまでに、
読んでおいた方がいい書籍などはありますか?
・入社後は、しばらく営業同行をしていただけると聞きました。
何日くらいで営業として独り立ちするのでしょうか?
・15~30分程度で構いませんので、
同じチームで働く先輩にお話をお伺いする面談の機会を
いただくことはできませんか?
これを読んでどう思いましたか?
これらの良し悪しについて判断できるよう
【逆質問】について徹底解剖します
◆逆質問における③つの分類
すべての逆質問は、以下の③つに分類されます
①転職理由にかかわる
【絶対にしなきゃいけない質問】
②質問することで面接官の
【採用意欲が上がる質問】
③質問することで面接官の
【採用意欲が上がらない・下がる質問】
あなたがしようと考えた質問は、上記のどれですか?
一つずつ解説します
①【絶対にしなきゃいけない質問】は、
その企業・求人であれば転職理由が解消できるか
分からない場合に絶対質問すべきものです
例えば残業時間が転職理由の場合、
「今回の転職理由はWLB(※)の改善ですが、
今回募集の部署での残業時間は何時間ですか?」
(※)WLB:ワーク・ライフ・バランス
これは明確に条件に関する質問ですが
これを聞かない限り
あなたが企業に入社意欲を伝えることはできません
(例)
転職理由:適切な残業時間で働きたい
理由 :子供が生まれたので家事や子育ての時間創出
現状 :月の平均残業60時間が常態化
希望 :せめて30時間に抑えたい
にもかかわらず、
残業時間に触れず入社したいというのは矛盾
質問することでようやく入社意欲を伝えてよくなります
なので、転職理由にかかわる質問は【絶対すべき】です
前述の「条件に関する質問はすべきでない」が
半分正解というのは、このようにすべき場合があるためです
②【採用意欲が上がる質問】と
③【採用意欲が上がらない・下がる質問】は、
どうせ質問するなら採用意欲が上がったほうがいい
これは間違いないと思います
でもどんな質問が②で、どんな質問が③なのか、
分からない人が多すぎます
実は、
質問内容そのものはさほど問題ではなく、
質問の仕方が問題なのです
◆効果的な質問の仕方
質問をするにあたって前提となるのは
面接の場面が
・普段の上司との仕事の場面
・顧客との商談の場面
と同じものだという理解することです
面接でのやり取りを通じて面接官は
・一緒に仕事するイメージが持てるかどうか
・一緒に仕事したいと思えるかどうか
と考えて評価します
あなたは上司から仕事を振られたとき
「それってどうやればいいですか?」
と丸投げの質問をしますか?
しませんよね?
質問するときには必ず②つのことを伝えます
1)その質問をする理由・背景
2)自分の考え
1)がない質問は
単なるアリバイ的な無意味な質問
2)はリクルートでよく言われる
「お前はどう考えてるんだ?」という上司・先輩の発言
リクルートに入社すると、必ず何度もこれを言われます
自分の考えをもってなければ、話になりません
「私は●●と考えていますが、
実際にはどのようにすべきですか?」
このように質問することで面接官は回答しやすく
あなたをしっかりした人だと評価してくれます
◆やまとオススメ「鉄板の逆質問」
オススメの質問は、
「私は、今回の仕事内容について●●と理解しています
また仕事上では▲▲のような困難を伴うと思いますが、
■■のやりがいがあるからこそ頑張れる仕事ではないか
そのように考えますが実際のところはいかがでしょうか?」
このように
・自分の言葉で仕事内容を説明する
・仕事の大変さの理解を伝える
・仕事のやりがいの理解を伝える
これにより現場の面接官にぜひ欲しいと高く評価されます
内定にぐっと近づけます
なぜならば企業の採用において一番怖いのは、
入社後に仕事内容に関するミスマッチが発覚することなのです
採用の失敗、と言われます
思い描いていた理想の仕事と、現実とのミスマッチを感じると、
「こんなはずじゃなかった!」と短期離職の原因になります
これじゃお互いにWIN-WINどころか、
LOSE-LOSEですよね
ほとんどの応募者は、仕事内容を理解してません
求人票の「仕事の内容」を読んで理解したつもりになってるだけ
同業他社で同じような仕事をしていても、
会社により言葉の理解や「当たり前」が異なります
面接官も面接中に、
「こいつうちの仕事を理解してないな」
と感じて不合格にしたり、
面接中に「今回の仕事内容を説明してください」
と質問されたりします
これはミスマッチを防ぐためのものなのです
◆一次面接と最終面接での逆質問
一次面接は現場、最終面接は役員が一般的
一次面接で仕事内容について逆質問するのはいいとして
最終面接ではどんな逆質問をすべきか
役員面接で見られているポイントは、
入社後会社を担える活躍をしてくれる人材かどうかです
なので、
一次面接:直近の仕事内容に関する質問
最終面接:数年後のやりたい仕事に関する質問
やりたい仕事を伝えることで、仕事に対する意欲を示し、
もしそれができると保証されなくても、
それを目指して頑張ります! と伝えればOK
もしくは最終面接で質問はしなくてもよい
「一次面接で仕事内容について具体的に理解でき、
さらに御社への志望度が高くなったので、特に質問はありません
もし御社で内定をいただけた場合は、他社を辞退し、
ぜひ入社させていただきたいと考えております」
この一言を伝えれば、質問なんてなくてもよい。
◆フランクに質問するのはダメなのか?
ここまで伝えると、
そこまで固く考えなくても
・・・と反感を覚える方もいらっしゃると思います
今回伝えた内容は、
短い面接で残り時間3分、
1つだけ質問してもよい場面で何をどう聞くか?
なので、時間に余裕があり、クリティカルな質問を終えた後に、
ざっくばらんな雑談のなかで質問するなら、
フランクな質問も全然OK
素の自分を伝えてNGならそんな会社は選ばない、
という考え方もアリだと思います
◆結論
逆質問には③つの分類があり、
伝え方として抑えるべき②つのことがある、
ここをしっかり理解していれば、逆質問対策は万全です
採用面接を理解し、ぜひ恐れることなく面接に臨んでください
あなたが内定を勝ち取れるよう、応援しています
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