010)転職エージェント【徹底解説】 〜メリット・選び方・確認すべきこと〜
要約
転職エージェントを選ぶのって、
なかなか難しいですよね
リクルートで長年キャリアアドバイスをしてきたやまとが、
エージェントのメリット、選び方、
エージェントに確認すべきことなど、
エージェントの活用方法を徹底解説します
転職活動頑張りましょう!
本文
◻️エージェントを使うメリット【18選】
転職エージェントって、さいきん身近な存在になったよね
転職を決断しなくても転職活動はした方がいい
転職活動するなら転職エージェントを使うべき
そんなふうに言われるようになり、
その昔、人買いブローカーと言われていたのに
時代は変わったな、と感慨深いものがあります
転職エージェントを使うメリットの主なところは以下のポイントです
情報とアクセス
01)隠れた優良企業やあなたに相応しい求人を教えてもらえる
02)他では募集していない、
そのエージェント限定の非公開求人を持っている
03)採用決定者から入手した企業の内部情報や
職場の雰囲気を教えてもらえる
専門的サポート
04)プロのキャリアアドバイザーによるアドバイス
05)自己分析やキャリアプランニングのサポート
06)履歴書や職務経歴書の添削指導
07)選考状況や面接情報、模擬面接トレーニング
効率化とマッチング
08)自分のスキルや経験に合った求人紹介
09)複数の求人を同時に比較検討できる
時間と労力の節約
10)各企業との面接日程調整代行
11)求人探しの時間と労力を大幅削減
12)転職活動に迷ったり困ったりした時の道標
交渉と条件面
13)年収など待遇面や入社日など、条件交渉のサポート
客観的評価と市場価値
14)自分の市場価値を客観的に知ることができる
15)選考不合格の理由の企業確認と対策
心理的サポート
16)転職活動の不安や悩み相談
17)モチベーションの維持やメンタルケアサポート
コスト面
18)これらのサービスはすべて無料!
これらのメリットは全てのエージェント会社、
全てのエージェント担当者から得られるものではありません
メリットを得るための【エージェントの選び方】と
エージェントを選ぶにあたって志望企業に合格するために
【エージェントに絶対に確認すべきこと】を伝授しますね
◻️転職エージェントの選び方
転職エージェントも様々あり選択に困りますね
大きくポイントは以下の通りです
・キャリアアドバイザー(CA)とあなたの相性
・C Aの業界・業務知識と転職支援実績
・担当CAの役割は、CAのみか、企業担当も兼任か?
・CA個人や所属するエージェント会社の、
あなたが希望する企業への紹介実績
・会社規模は大手か中小か個人か?
2−3社のエージェントと面談してみて選ぶべきです
エージェント会社は気に入っていても、
担当CAが気に入らない場合、
担当交代(チェンジ)できます
理由を添えて担当者にメールするか、
コールセンターに電話すればOK
◻️同じ求人でもどこから、
誰から受けるのかで結果が変わる!
特定の求人への合格を狙いたいあなたには、
しっかりエージェントを選んでいただきたい
なぜなら、同じ企業・同じ求人でも、
応募する手段により合格可能性は大きく変わるからです
それこそエージェントのみならず、
企業HP、求人サイト、知人紹介など多くの応募手段から
納得解で応募するのが正解です
ただ基本的には、
ベストなエージェントを選んで転職活動するのが正解です
エージェント以外の手段を選ぶ場合は、
・採用にお金をかけたくない自前採用企業に応募したい
・書類作成や面接に自信がある
・企業情報・面接情報・アドバイスがなくても大丈夫
この3点に該当する場合のみです
となると、多くのエージェントの中から
ベストなエージェントを選ぶ必要が出てきます
また、企業の人事は人材募集の際に矛盾を抱えています
・母集団を多く集めたい
→多くのエージェントを使って集めるしかない
・タイパ重視で効率よく採用したい
→厳選したエージェントに任せたい
そして、エージェント規模による違いとしては、
・大手エージェントは実績があっても大量応募で合格率が低い
・優良中堅エージェントはピンポイントに合格率が高い
つまりエージェント規模だけで選ぶのは得策ではありません
ある大手企業人事の口癖はこうです
「合格率の高いエージェントには独占求人を任せたい」
「現場責任者に会わせるエージェントは実績上位2社まで」
その企業への採用実績数と、
合格率の両方がバランスよく高いエージェントを選びましょう
つまり希望企業の採用シェアでいえば、
上位2社のエージェントを使うのがベストです
◻️エージェントに絶対に確認すべきこと
これまで見てきた通り、多くのエージェントの中から
規模だけじゃなく選ぶために確認すべきことを教えます
会社として
・志望企業の採用実績(可能なら応募求人と同じ部署での採用)
・過去決定者から部署状況をヒアリングしているか?
・希望求人の選考状況に詳しいか?
・企業や求人に対して質問して明確な回答を得られるか?
(大手エージェントなら)CA個人として
・その企業担当者と関係が深いか(即時連携が取れているか)
最後の1点がなぜ確認が必要なのかは、次の通りです
◻️結局、エージェントは大手か中小か?
基本的に、個人のエージェントはあまりオススメしません
組織力があれば、企業とのリレーションも良く、
情報も集まれば、実績もできて、さらに情報が集まる
だけど大手エージェントがベストかというとそうではありません
大手エージェントは実績があっても社員数も多く社内連携がネックです
例えばパナソニックは年間2000名採用中、
最大手のリクルートでは400名決定で第一位
だけど社内にCAは2000名いるため
パナソニック決定実績のない担当者が多い
パナソニックの企業担当者が
2000名のCA全員とツーカーなはずはありません
ならば個人のエージェントでも直接企業を担当して
1名でも2名でも採用実績があるなら頼りにできます
世の中には大手企業を多数担当するエージェントもいる
あなたが希望する企業を担当しているエージェントもいる
企業や選考状況について質問して、
明確な回答がもらえるかどうかで判断しよう!
転職活動がんばっていきましょう!