009)面接官の「うんざり」を裏切り、大歓迎されるノウハウ
要約
採用面接は会ってみないとわからない、
これはあなただけでなく、面接官も同様です
そしてほとんどの面接官は、「うんざり」しちゃってます
そんな面接官が、目を輝かせてあなたを大歓迎してくれる、
そんなノウハウを伝授します
ぜひ最後までお読みください
面接頑張ろう!
本文
面接では3割もの人が
うまく入社意欲を伝えられるかどうか不安
そんなデータをご存知でしょうか?
そもそも入社意欲ってどうすれば伝わるのか分かりますか?
「ちゃんと言葉で伝える」のは当然、
けれど、会社の成長性や市場シェアを褒めたところで
当たり前すぎて企業に響かない
答えは実は、とてもシンプルなものだけど
「自分の言葉で仕事内容を説明できること」です
え、そんなことでいいのって思いましたか?
このお話は面接の本質をついた重要なことなので、
何度も読み返せるようにブックマークしておいてね
◽️面接の本質は「自分の言葉で仕事内容を説明できること」
あなたは自分の会社の採用面接で、面接官を務めたことはありますか?
じつは面接官のほとんどが面接には本当にうんざりしてるんです
まず書類選考では、
①内容スカスカの書類
②誤字脱字だらけの書類
③次のページにまたがった内容
④統一感ない数字・記号・フォント
⑤A4一枚に文字を敷き詰めたPR
そして面接では、
①合わない目線
②終わらない発言
③小さすぎて聞こえない声
④明らかに疲れ寝不足な表情
⑤質問の意図を理解してない回答
十人十色、千差万別の個性なのでやむを得ない事情もありますが、
面接官が異口同音にうんざりしていることが
「仕事内容を理解していない」ことなんです
そんなことはない、
求人票の「仕事の内容」に書いてあるから、
ちゃんと理解して面接に臨んでるよ
あなたはそういいますが、ではお聞きします
その仕事の内容を「自分の言葉で」説明できますか?
◽️知っていることと理解できていることの違い
未経験の仕事について、知らないから説明できないのは当然です
ですが例えば、機械設計経験者が機械設計の仕事に応募した場合
ちゃんと説明できるんじゃないの?って思いますよね
でも実際には、同じ機械設計のお仕事でも、
・予算が違う
・開発期間が違う
・素材や材料が違う
・開発するチームの人数が違う
・会社ごとに文化や風習が違う
・業務を外注するかしないかが違う
・決裁にかかる時間やプロセスが違う
・部品など半製品か、完成品かが違う
・使用するCAD(図面を描くツール)が違う
・自動車部品、家電製品など、設計する対象が違う
・動くモノ(機構部品)か動かないモノ(構造部品)かが違う
どうでしょうか、これでも同じと言えますか?
面接の現場では面接官が、
応募者の仕事内容に対する理解不足に気づき、
不合格にするケースもありますが、
不幸にも採用され入社したケースでは、
仕事をしてみて「こんなはずじゃなかった!」
というミスマッチが起きて、
短期離職につながるケースも少なくありません
これは応募者にとっても企業にとっても、
お互いにLOSE-LOSEです
だからこそ面接官は、
入社後のミスマッチを防ぎたいがために
「自分の言葉で仕事内容を説明できること」を求めます
応募者であるみなさんは
求人票を読んで仕事内容を読んで「知っている」かもしれませんが
言葉としてアウトプットできるほど
「理解できて」はいないことがほとんどです
◽️【結論】意欲を伝えるためにも仕事内容の理解度を伝える
以上の通り、本当の意味で仕事内容を理解している応募者は
ほとんどいません。
実際にあなたは、
面接官から仕事の内容の理解度を問われることを恐れているはず
誰も好き好んで、十分に理解できてない仕事内容の理解度を
面接官にさらしたくはありません
だからこそ逆に仕事内容についてどこまで理解できているのかを
あえてこちらから伝えるのです
そうすれば、面接官にあなたの「意欲」がしっかりと伝わるはずです
◽️さいごに
どうやって仕事内容の理解度を伝えるのかだって?
それは面接の最後、逆質問で仕事の内容について質問するのです
「私は今回の仕事について●●と理解していますが、
この理解で間違ってませんでしょうか?
もし違っているようならぜひ訂正していただけないでしょうか」
この質問をすることにより仕事内容について、
質問の時点では不十分な理解度であったとしても、
面接官から説明を受けることによって正しく理解ができます
そして当然のこと、あなたが理解できたことを面接官も確認できます
ここで取り上げた面接での逆質問に対する対策については
こちらの記事を参考にして下さいね↓
以上です
どうですか、これでも
「自分の言葉で仕事内容を説明できること」は、
しょうもないことですか?
面接前に事前に準備をして、
仕事内容を正しく理解して説明できるようにする、
イメージと実際の仕事内容のミスマッチを防ぐ
これで意欲はしっかりと伝わりますが、
もちろん意欲の伝え方はこれだけではありません
今後、さらに強力な「意欲の伝え方」をお伝えしますね
面接、頑張ってください!