求人の多い時期・少ない時期
【極秘】転職アドバイスして18年ですが、求人数の多い時期を気にする人が多すぎてビックリ。確かに日系企業新年度の4月前後は、年度採用の開始で求人数が多く選びたい放題ですが、多ければいいというのはあまりにも短絡的。求人数=転職有利とならない理由はかなり重要なので下記で詳しく解説します↓
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では求人数と転職有利不利について、理由を詳しく解説しますね。
・求人数が多い =年度初め
・求人数が少ない=年末・年度末
上記はそれぞれメリット・デメリットがあるので解説しますね。
まず求人数が多い年度初めは、数が多いことで選択肢が増え、
いろんな経験が活かせる求人が出てきます。
ですので、多くの方にとって転職に有利であることは間違いありません。
一方で年末・年度末は、夏~秋口にかけて採用が徐々に決まるにつれ、
求人数は右肩下がりになってきます。
採用がうまくいかず残っている求人については、
なんとか採用予算を消化しようとする動機が発生します。
一昔前の公共事業と一緒で、
予算は使わなければ次年度の査定はなくなってしまうことが多いのです。
なのでどうにか予算を消化しようと、採用意欲の高い求人が出来上がるわけです。
実際に過去キヤノン社で初といわれる
高卒の生産技術職正社員として採用いただいたことがあります。
(ちょうど社内にない技術を持ったエンジニアだったため実現したという背景もあります)
・年度初め =時間的余裕があるので採用意欲は低い
・年末・年度末=時間的余裕がないので採用意欲は高い
となるため、求人数の多さと採用意欲の高さはトレードオフ(※)となり、
どちらが有利とは言い切れなくなります。
※何かを得ると、別の何かを失う、相容れない関係
ということで、1月1日という年度末の今のタイミングは、
・採用意欲が高まった「残り福」求人と、
・4月前後からの2024年度の新着求人と、
これから両方にチャレンジできるという環境となりますので、
正月三が日を終えたら転職活動の準備をしてみるのも良いのではないでしょうか。
では、これからも自身のキャリアについて、真剣に向き合っていきましょう!
固定ポストのハイライトには、過去のアドバイスの数々を集約していますので、
しっかり学んでくださいね。